News&Culture ~向陽文化~

ネット学習会

2021年5月18日 18時40分

他人の過失を見る必要はありません。
他人のしたことと
しなかったことを見るのではなく、
自分がしたことと
しなかったことだけを
見るようにしなさい。

ブッダ
(仏教の開祖)

KDDI様の御協力を得て、講師の先生をお招きして、「ネット学習会」を実施しました。

【ネットに夢中になりすぎていませんか】

今の子供たちにとって、スマートフォンやタブレットなどは生まれたときからある、身近なメディアです。動画やSNS、映像や音楽、読書や撮影など、幅広く活用できるため、非常に便利なツールですが、インターネットのトラブルは想像を超えるスピードで深刻化してしまう恐れがあります。

【人間関係を壊すきっかけにも】

今回の学びでは、子供たちがスマートフォン等を利用する際に守ってほしいルールやマナー、覚えておいてほしいスマホ・ネットにかかわるトラブルや事件・事故の事例を紹介し、子供たちが自らの判断でリスクを回避する能力を身に付けるための講座を実施していただきました。
特に大きなポイントとして、次の2点を確認しました。

◇家庭でのルールを作りましょう。
18歳未満のインターネット利用については、「利用状況の把握」「利用の適切な管理」「適切に活用する教育」は法律で、保護者の責務と定められています。
内閣府:青少年インターネット環境整備法
(新規ウィンドウで開きます)

◇フィルタリングを設定しましょう。

警察庁の発表によると、SNS等に起因する犯罪に巻き込まれた未成年者の約9割がフィルタリングサービスを利用していなかったそうです。(令和2年3月警察庁発表)

今回は残念ながら保護者の皆様には参加していただけなかったわけですが、ぜひ子供たちに配付した資料に目を通していただき、御家庭でネットやスマートフォン等の利用の約束について、改めて話し合いをお願いいたします。

下記のリンク先には、小学生から保護者まで、様々な人を対象にした動画教材が用意されています。

それぞれ御覧いただいたり、家族で話し合う材料にしたりして、スマートフォンやタブレット、インターネットを安心・安全に利用できるようにしていただけますよう、よろしくお願いいたします。

KDDIスマホ・ケータイ安全教室 (青少年向け講座) 
(新規ウィンドウで開きます)

雨の日には雨の中を

2021年5月17日 18時33分

いつもしていることをし続けていれば
いつも得ているものしか得られない
今自分が得ているものが気に入らなければ
自分の行動を変えなければならない

ジャック・キャンフィールド
(作家)

東海地方の梅雨入りは、平年よりも21日、昨年よりも25日早く、1951年の統計開始以来、2番目に早い梅雨入りとなりました。5月中旬までに梅雨入りするのは、1963年以来58年ぶりとなるそうです。

本来であれば、青葉や新緑、薫風や立夏といった時候の挨拶がぴったりの爽やかな季節なのですが、今日は、じめじめと蒸し暑い一日となりました。

向陽中の生徒は、今日からスタートした体育大会練習の時間を、それぞれに有効に活用していました。

6月5日までに練習できる時間は限られているかもしれませんが、学級の絆を深めるという目的を忘れず、練習に励んでいます。

向陽中の生徒は、誰かを責めたりすることなく、やさしく笑顔で励まし合う姿がよく見られます。体育大会の各学級の練習を見ていても、思わず声を掛けて応援したくなる素晴らしい生徒たちです。

【長縄練習をする1年生】

【綱引きの確認をする3年2組】

【リレーの確認をする3年1組】

第1回学校運営協議会

2021年5月14日 17時48分

真の友人は忌憚なく心を打ち明け、適切な助言を与え、快く援助し、危険もかえりみず、すべてを忍耐づよく受け入れ、友の身を勇敢に守り、いつまでも変ることなき友情を続ける。
ウィリアム・ペン
(政治家・宗教家)

5月14日(金)に、今年度最初の学校運営協議会が実施されました。授業の様子を参観いただいた後で、校長から学校経営方針、教頭から学校概要、教務主任から今年度の教育課程について御説明しました。

【3年理科の授業の様子】

【英語科の授業の様子】

【一人一台端末を1年生も活用しています】

【1年理科の授業の様子】

【学校運営協議会の様子】

協議では、様々な視点から貴重な御意見をいただきました。今後の教育活動に生かしていきます。ありがとうございました。

【いただいた主な御質問・御意見】
・生徒の自転車の乗り方がよくない。並進や速度超過は、慣れの問題ではなくルールやモラルの問題ではないか。

⇒昨年度、大きな交通事故がありましたので、交通安全教室や校内放送、学級などで、繰り返しの指導をしています。今後も生徒に継続的に指導をしていきます。学校だけでなく御家庭や地域でも声掛けや指導をお願いいたします。

・資源回収は予定通り実施するのか。
⇒実施します。御協力をよろしくお願いいたします。

・向陽中生徒のボランティア活動への参加状況はよくないのではないか。
⇒本校としては新型コロナウイルスの感染拡大状況を考えると、ボランティア活動への参加をどうするかは、これまで以上に生徒自身や各御家庭の保護者の判断に委ねるべきものだと考えています。生徒への連絡や案内はしますが、積極的な参加は指導していません。仮に今後の募集状況で参加人数が少ない場合があったときには、今般の状況を御理解いただき対応していただくようお願いいたします。

・向陽中の卒業生は、高校で引っ込み思案で、向陽中の生徒のみで固まりやすいという話を聞くが、小規模校のデメリットがあるのではないか。
⇒実態として、向陽中の生徒だけが高校進学後に引っ込み思案かどうかという傾向は不明ですが、今後も生徒が地域社会の様々な人との関わりを体験できるような活動を進めていきます。

・不審者の連絡はどうか。

⇒安全面に関する情報は、学府内で情報共有して、必要に応じて教育委員会に報告したり保護者に発信したりしています。昨年度は、イノシシなどの動物についても連絡しました。

・グラウンド周辺の備品整理を。
⇒使用していない備品については、状況を確認し、不要であれば廃棄や処分を行います。

・学府教育目標、学校教育の重点について。「瞳輝かせ」「瞳輝き」は目の不自由な方への配慮に欠けた表現ではないか。
⇒今後、学府内や校内で、今回の御意見を踏まえて検討していきます。

生徒大会

2021年5月13日 17時30分

自分が出したアイデアを少なくとも1回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想をしているとは言えない。
ビル・ゲイツ
(アメリカの実業家・Microsoftの創業者)

本日、令和3年度前期生徒大会が行われました。

【全校生徒が間隔を取って参加】

新しい学習指導要領において、生徒会活動や学校行事、学級活動といった「特別活動」では、「人間関係形成」「自己実現」「社会参画」の三つの資質・能力を育成していくことが求められています。

これは、様々な人と協力していく「やさしさ」、自分らしさを発揮する「つよさ」、社会に参画し貢献していく「こころざし」といった本校が目指す姿にそのまま当てはまる大切な資質や能力です。

【議長団が円滑に議事を進行】

本日の生徒大会でも、昨年度の生徒会本部や各委員会の取組が報告され、令和3年度の方針や具体的な計画が提案され、承認されました。

【会長から方針が提案されました】

向陽中生徒会では、「感謝」をテーマとして、互いに感謝をしながら、挨拶やボランティア活動として表していくことを目指しています。

【1年生も真剣に参加しています】

特別活動は、「実践」に重点があります。

生徒会活動を通して、
どうすれば、「やさしさ」を実現できるのか。
どうすれば、「つよさ」を高められるのか。
どうすれば、「こころざし」を社会に生かすことができるのか。

向陽中生徒会はその答えを「感謝」だと考えています。「やさしさ」「つよさ」「こころざし」の実現を目指して、工夫した活動が具体的に展開されていくことだと思います。
頑張れ、向陽中生徒会!

ICTは文房具

2021年5月7日 17時23分

変わっていくこと、それが学ぶということ、知るということです。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいいのです。

養老孟司
(医学博士)

令和3年4月から「GIGAスクール元年」ともいうべき、小中学校における一人一台端末環境下での学びが本格的にスタートしました。

本校でも、年度末にこれまで以上に高速大容量通信が可能になる校内LANの工事が完了し、生徒一人一台のChromebookが整備されました。

新年度になり、全校生徒のログインの設定等を行い、各教科の授業でも活用がスタートしました。

例えば、2年生の国語科では、説明的文章の学習において、筆者の論の展開や構成を3~4人のグループで協力して追究し、学んだことを個人でレポートにまとめる学習を行っています。

【デジタル教科書で見通しを共有】

【データで一人一人に配付】

これまでであれば、グループで話し合ったことを基に、レポートやホワイトボード、ポスターなどに整理することが多かったのですが、今回は資料の配付をGoogleクラスルームを活用して、完全にペーパーレスで行っています。レポートの提出もデータでの提出となります。

【グループで文章を通読】

【論の展開や図表の効果の話合い】

【個人でレポートに整理】

【それぞれ要点を整理しています】

本校の授業では、これからの時代を生きていく子供たちが、各教科や道徳科、総合的な学習の時間や特別活動において、自分たちの課題を見つけ、その解決に向けて多くの人と力を合わせて取り組んでいくような、主体的・対話的で深い学びを目指しています。
ICTは、そのような学びの手段の一つとして、今後も工夫して活用していきます。