News&Culture ~向陽文化~

3年薬学講座

2021年11月16日 17時03分

将来を恐れる心は、安全の母
エドマンド・バーク
(18世紀イギリスの政治指導者 )

今日は、学校薬剤師を講師としてお招きして、3年生が薬学講座を行いました。
今日の薬学講座は、薬物の危険性を理解し、将来にわたって薬物乱用を防止することと、
がんに対する正しい知識をもつようにすることを目的として実施しました。
最初に、最近の様々な薬物に関する事例を聞き、中高生が被害に遭っている事件がたくさん起こっていることを知りました。薬物と一口に言っても、ドラッグだけでなく通常のお薬であっても、処方箋に示された飲み方をしないことも薬物乱用になるとうかがい、薬物依存の恐ろしさを理解しました。また、ロールプレイも行い、実際に薬物を勧められてもはっきりと断る会話の仕方を体験しました。

最後に、がんに関する講話を聞きました。がんという病気がどのようなものなのか、わが国におけるがんの現状、早期発見の重要性やがんを予防する生活など、様々な視点からお話を聞きました。
がんにかかる原因は生活習慣や細菌・ウイルス感染、遺伝素因などがあり、
これらが重なり合ったときにその可能性が高まります。このことから望ましい生活習慣を身に付けたり感染対策を行ったりすることで、がんにかかるリスクを軽減することができると理解できました。
講師の中村先生、ありがとうございました。

【薬物乱用の怖さを知りました】


がん教育のための教材 文部科学省(新しいウインドウで開きます)