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私は、私にできることをしているだけ
2020年5月29日 01時28分(「ハチドリのひとしずく」/辻信一 監修/文化人類学者)
さて、今週は通常授業が再開され、6時間の授業の後に、専門委員会や部活動も普通に行われました。1年生の部活動時間は1時間に配慮されていますが、それでも疲れた人はきっと多いかもしれません。
この週末で、しっかりと身体を休め、また来週からの学校生活のエネルギーを蓄えてほしいと思います。
各教科の授業も、やっとリズムがつかめてきました。
【数学科の授業の様子】
【ICTを日常的に活用しています】
【意欲的な向陽中学校の生徒たち】
【集中して個人で追究する生徒たち】
【理科で植物を観察する生徒たち】
【生き物を間近に観察する1年生】
私(教頭)も、国語科を担当しているのですが、「花曇りの向こう」という二番目の文学教材の学習まで終わり、少しずつ軌道に乗ってきました。このまま授業が継続してくれることを願っています。
向陽中学校の生徒たちと接していて、大変マナーがよく、周りの人への温かな配慮や、熱心な学びの様子に、感心させられます。
地域のよさや、小学校からの様々な学びの成果が、この姿に表れているのだと感じさせられます。
地域の温かさを感じさせられることは本当に多く、特に自治会や交流センター、PTAなど、様々な委員の皆様からは、学校教育への期待や協力の申し出が多く、本当にありがたいことです。
また、学校からのお便りや通知の配付及び連絡にも、快く対応していただいています。
また、「ヤマハ発動機株式会社」様からは、7月末まで毎週15リットルの消毒液を、無償で提供してくださることになりました。
毎日、休み時間や放課後に、消毒作業を継続しています。本当に学校が、多くの地域の皆様に支えていただいていることに深く感謝いたします。
【丁寧に消毒する支援スタッフの方たち】
生徒の皆さんも、地域社会に貢献できるように、みんなで感謝の気持ちで生活していきましょう。
皆さんが登下校中に交通ルールやマナーを守ることや、地域で積極的に挨拶をすることも、続けていってください。そのことも立派な地域貢献です。
健康な毎日を送るために
2020年5月28日 19時00分「私たちの疲労は仕事によって生じたのではなく、悩み、挫折、後悔が原因となっていることが多い」
最近、さわやかで初夏って気持ちいいなあと感じる日もありますが、気温の差が日によって大きく、心身の不調を感じている生徒の皆さんもいるのではないかと思います。
また、コロナウイルスに伴う不安を感じている皆さんもいるのではないでしょうか。
今日の保健体育の授業では、新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式について、学習しました。
映像やスライドで、新型コロナウイルスの感染経路について確認しました。すごくわかりやすい内容でした。
映像で、具体的な手洗いの仕方についても確認しました。
その他にも、マスクの正しい付け方や処理の仕方も映像で学びました。
ところで、俗に「5月病」なんていう言葉も聞きますが、具体的な表れとして「イライラする」「気分の落ち込み」などの精神的なストレスや、「肩こり」「手足の冷え」「身体のだるさ」などの身体的な不調も感じている生徒もいるようです。
さて、このような現代人の体調不良について警鐘を鳴らしている東京有明医療大学教授の川嶋朗先生は、著書の中で、次のようなことが原因だと述べています。
〇生活環境の変化によるストレス。
〇気圧や気温の変化による自律神経の不調。
〇日照時間の変化による生活リズムや睡眠の乱れ。
では、どうしたらよいかというと、次のような対策があるそうです。
①「入浴して身体を温める。」
春に乱れがちな自律神経を整えるために、シャワーでなく「入浴をする」とよいそうです。実際に米国(イェール大学)の調査によると、入浴で身体を温めるとセロトニン系のホルモン分泌に影響して、「心も温まる」という結果が出ているそうです。
②「背筋を伸ばして深呼吸をする。」
マインドフルネスという言葉を聞いたことがある人も多いと思います。意識をして呼吸をコントロールすることで、自律神経のバランスを整えることができます。
特に、腹式呼吸は横隔膜を動かす呼吸法で、内臓の動きが活発になるので、血のめぐりがよくなり、精神が安定し脳の活性化にも役立つそうです。
背筋を伸ばして深くゆっくりと息を吸って、ゆっくりと吐くことを10回やってみてください。忙しい毎日では深呼吸すること忘れているものです。
【参考】 『心もからだも「冷え」が万病のもと』 川嶋朗(集英社新書)
安全・安心な学校にするために
2020年5月27日 17時07分「安全とは思いこみにすぎない場合が多いのです。現実には安全というものは存在せず、子供たちも、誰一人として安全とは言えません。危険を避けるのも、危険に身をさらすのと同じくらい危険なのです。人生は危険に満ちた冒険か、もしくは無か、そのどちらかを選ぶ以外にはありません。」
ヘレンケラー
学校が再開され、一斉に子供たちが学校から下校する日が多くなってきました。
それに伴い、磐田市教育委員会から、出会い頭の交通事故が複数発生しているという連絡がありました。
学校では、すぐに生徒指導主事から、交通事故の情報や、交通ルールを守り、加害者にも被害者にもならないようにするよう、生徒たちに指導しました。
一時不停止による自動車との接触事故や、転倒による自損事故、速度超過による歩行者との接触事故など、心配されます。
学校でも、児童生徒の安全や安心を保障するために努力をしていますが、生徒の皆さんも十分に注意をして、行動してください。
ところで、昨日は、校内にスズメバチの巣が二つ見つかり、すぐに業者に連絡して撤去してもらいました。
素直になれなくて
2020年5月25日 19時00分今日は久しぶりの6時間。
そのうえ部活動もあったので、
きっと今日は疲れて、よく眠れることでしょう。
明日は部活なしで、1日様子を見ます。
向陽中学校の下校の時間には、
70年代~80年代の洋楽ファンには、
涙が出るような、次のような音楽が流れます。
最後だとわかっていたなら
2020年5月25日 03時00分2001年9月11日 アメリカで起きた同時多発テロの後、世界中に配信された、一つの詩がありました。
この詩は、ノーマ・コ―ネット・マレックというアメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くした悲しみを表現した詩で、9.11同時多発テロの追悼集会でも朗読され、大きな反響を呼んだ詩です。
しかし、全体の自殺者数が減少し、子供の数も減っているのに、未成年の自殺者は増加しています。
ホームレスを支援するNPO法人抱樸理事長の奥田知志さんは、雑誌の対談の中で、このことを指摘しながら、次のように話されています。
人と人が出会うと、やはり傷つくし、大変なんです。家族といえどもそうです。でも大変でも、人と出会うことに人の幸せはあるのです。「絆」という言葉を平仮名で書くと、最初の二文字は「きず」です。絆は、傷を含みます。人と人が関係を結ぼうとすると、どうしても傷つきます。でも、それを恐れていては社会がなくなってしまう。社会というのは、健全に傷つくための仕組みなのです。私は学校では、そのことこそ教えなくてはならないと思います。どうしたら傷つかずにいきていけるかではなく、人と共に生きていくのは大変だけど、それこそが喜びであり幸せであると。
インターネットやSNS上で、
誰かを攻撃して傷つけてしまわないように。
わたしの発した心ない一言が
誰かの「最後」の言葉にならないように。
そして普段の生活の中で、
感謝の思いを互いに伝えあえるように。
周りの人へのほんの少しの思いやりが
誰かを支えることにつながるかもしれません。
誰も一人では生きていけません。
困ったときには、誰でもいいのです。
「助けて」と伝えてください。
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