~ 向陽文化 ~

池の水ぜんぶ抜く大作戦Part1!

2020年5月22日 18時10分

「自然はそれを愛する者の心を裏切ることは決してない。」
ウィリアム・ワーズワース
(英国のロマン派詩人)

向陽中学校には、職員室南側と正門側の二か所に池があります。
職員室南側の池には、大きな鯉が泳いでいます。
一方の正門側の池には、メダカや小さな魚たちが泳いでいます。
しかし、残念なことに、どちらも藻が繁殖してしまい、緑色の沼のような状態になっていました。

【清掃前の池の様子】
そこで、教務主任の仁之先生がリードして、池の水をぜんぶ抜いて、きれいにすることにしました。
今回は、正門側の池です。
こちらは浅い池なのですが、なかなか池の栓が抜けず、時間がかかってしまいました。
理科の観察で、水草や生き物の観察に来た生徒や、魚を捕まえることに協力してくれた生徒もいました。

【ついでに理科の観察をする1年生】
【捕まえた魚たち】
【下校時間と重なり、集まったギャラリー】
【作業を続ける二人の先生たち】
しかし、見事に水を全て抜き、繁殖した藻やたまったヘドロのような泥を取り除き、きれいにすることができました。

【藻や泥を取りのぞいた池の様子】

一日経ってみると、何ということでしょう。
緑色に濁った水は、すっかり透明になり、
メダカも空中に浮いているかのようです。

【空飛ぶ?メダカ】

【水草も根まで見えます】

【ブロックの形もはっきりと】

【3年ぶりにきれいになった池の様子】

今回捕まえたメダカはそのまま放流しましたが、小さな魚たちは、職員室南の池に放流しました。
次回は、職員室南側の池に挑戦します。
魚たちが、環境になじんだら、またチャレンジしたいと思います。

学校再開しても観たいおススメ映画②

2020年5月21日 19時12分

「愛しているから心配なのさ」

(「家族は何かを始めようとするといつも邪魔をする」というウォンカに対して、チャーリーが返した言葉/『チャーリーとチョコレート工場』から)

今日は、1年生の学年主任、井伊先生のおススメ映画の紹介です。
井伊先生は、生徒指導主事も兼任しています。
だめなことはだめと厳しい面もある一方、普段はにこやかでとても温かな優しい井伊先生。向陽中学校の中ではお父さんのような存在です。
そんな井伊先生がおススメするのはどんな映画なんでしょうか。とっても楽しみです。

【いつも楽しい授業をしてくれる井伊先生】

1 井伊先生がおススメする映画のタイトル

『チャーリーとチョコレート工場』

2 ストーリー

私がおすすめする映画は、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の「チャーリーとチョコレート工場」です。
イギリスの小説家ロアルド・ダールの児童書を映画化したものです。
ウィリー・ウォンカのチョコレート工場では、どんな驚きが待っているでしょうか?
 
3 メッセージ

ミント風味の砂糖でできた草のフィールドを探検し、ピンクのシュガーボートでチョコレートの川をセーリング、発明室では食べても減らないキャンディーを体験し、ナッツの部屋では賢いリスたちを観察、そしてガラスのエレベーターでテレビの部屋へ。すごく楽しくて、ちょっぴり不思議、ウォンカ特製のチョコレート・バーみたいに、とっても美味しい大冒険です。
特に最高なのは、工場で働くウンパ・ルンパたちの歌とダンス。秀逸です。

家庭科でマイマスクを作りました!

2020年5月20日 04時39分

「有意義な仕事をしているという自覚のある労働者がつくった製品は、必然的に高品質となる」

ペール・ジレンハマー
(ボルボの元CEO)

 今日は、林先生の家庭科「マイマスクを作ろう」の授業の様子を紹介します。
 マスクの基本的な作り方の説明を受けた後で、自分に合った型紙を決めて、それぞれに布に印をつけた後、2枚ずつマスクを作りました。
 学習支援員の青島先生や春日先生も一人一人のマスク作りをサポートしています。
 自分に合ったマスクが、次回くらいには完成しそうです。

【わかりやすく説明している林先生】
【真剣な表情でマスクを作っています】
【一人一人の学びを丁寧に指導しています】
【青島先生や春日先生も支援をしています】
 向陽中学校では、生活リズムの回復と、授業を進められるだけ進めることを目的に、学校再開期間でも授業を毎日実施しています。
 初日こそ2時間の教科の授業でしたが、3時間、4時間と少しずつ増やし、来週からの本格再開に向けて、今週だけで16時間を実施しています。
 先日、何かの本で読んだのですが、世界には家庭科の授業がない国もあり、家庭でマイマスクを作るといった裁縫の知識や技能がない人も少なくないそうです。家庭科では、問題解決する力を、日々の家庭生活に応用することで学んでいます。
 生徒たちには、様々な教科での学びを重ね合わせて、たくましく生き抜く「強さ」や、互いを思い合う「やさしさ」、社会に役立とうとする「こころざし」を身に付けてほしいと願っています。

学校再開しても観たいおススメ映画①

2020年5月19日 05時09分

「人生は自転車に乗るようなものだ。倒れないためには走り続けなければならない。」

アルベルト・アインシュタイン

(ドイツ出身の理論物理学者

 

学校再開準備週間2日目となりました。

学級開きもそこそこに、休業期間に入ってしまったので、特に1年生の皆さんは少しずつ、学校生活に慣れ、新しい友達との人間関係を広げてほしいと願っています。また、部活動も来週から少しずつ見学・体験ができるようになっていく予定です。学校生活の中に、楽しみな活動を広げてほしいと思います。

 

職員室での先生方の会話の中に、生徒の皆さんの様子について、あちこちで話が出るようになりました。1年部の森下先生たちの会話では、「一人学びノートへの取組がすごい」という言葉が聞かれていました。自主学習ノート、自主勉強ノート、一人学びノートと、様々な呼び方はありますが、全国でもいろいろな学校で、同じような取組をしていると思います。
 今後も自分が必要だと思う自主学習を継続していくと、力になると思います。自分で取り組めた皆さんは本当に素晴らしいです。なかなかできるものではありません。この調子で頑張っていきましょう!

 

休業中の宿題については、あまり深刻に考えなくてよいです。頑張って取り組んだ様子はぜひ見せてほしいと思います。けれど、宿題よりも登校して、生活リズムを回復することを優先してください。

 また、暑くなってくるとマスクの着用が嫌だなあと感じる人も多いと思います。気持ちはよくわかるのですが、まだ油断はできないので、もう少し我慢をして、特に登下校時も人と近くで話をするときや、校内に入るときにはマスクを着用してください。

 

体育や音楽、部活動など、マスク着用が難しい場面も出てきます。学校を再開すると難しい場面がたくさんあり、先生方も悩んでいます。生徒の皆さんも、自分自身でソーシャル・ディスタンスを意識した生活をしてください。

 

さて、話は変わりますが、今日から、「学校再開しても観たいおススメ映画」シリーズを、スタートします。先生方にインタビューして、教えてもらいました。少しずつ紹介していきます。

 今日は、青木先生のおススメ映画です。

 

1 おススメ映画のタイトル

TAXi (タクシー フランス映画)

TAXI NY(タクシー ニューヨーク アメリカ映画)

 

2 ストーリー

映画は、(スピード好きの)タクシーの運転手が、警察と協力して犯人を捕まえる内容です。タクシーのスピード感や、運転手と警察官のでこぼこコンビぶりが面白いです。個人的にはタクシーを運転する街並み(特にフランス マルセイユ)が美しくて好きです。

 

3 メッセージ

この映画、もともとはフランスで作られた映画『TAXi』ですが、同じ製作者、同じ脚本でアメリカのハリウッドでリメイクされたのが『TAXI NY』です。フランス映画をアメリカでリメイクするとどう変わるのか? そんな違いを探しながら見てもらいたいです。

情報教育(メディアリテラシー)の世界では、作り手(発信者)の意図を読み 解く活動があります。メディアリテラシーの発祥はイギリスで、そのイギリスの教育活動では、映画分析を行っていました。そんなオマージュから、映画を比較分析する教材として考えました。
 学習にもなる映画鑑賞です。ぜひどうそ!!

 

https://eiga.com/movie/46525/

「新しい生活」

2020年5月18日 23時59分

「石橋を完全に叩いてから、渡るか渡らんか決心しようなんて思ってたら、おそらく永久に石橋は渡らんことになるだろうと思います。」
西堀栄三郎
(探検家)
※西堀栄三郎:昭和初期に活躍した科学者で登山家。第一次南極観測越冬隊長を務め、ネパール・マナスル登山の端緒を開いた探検家である。魔法瓶の研究では特許ももつ。

 今日から、学校再開準備週間が始まりました。
 磐田市内では今週から、国や県、磐田市の方針を受け、各学校の判断に基づいて、学校再開準備週間をスタートさせました。

【学校北側の緑が美しい茶畑】
 学校の周囲の茶畑も緑が美しい季節。登校してくる生徒たちの夏服が似合う陽気となってきました。
 向陽中学校の正門前は、比較的交通量の多い道路に面しているため、自転車で通学する生徒は、特に配慮が必要になります。歩行者に注意しながら、一列で走行しています。歩行者も、歩道に広がらないで、自転車が通れるように、譲り合って通学しています。

【自転車で通学する生徒たち】
 話は少し変わりますが、昇降口前の池の浮草に新たな仲間が加わりました。ホテイアオイという種類の浮草です。日陰を作り、水温を抑えて、メダカなどの生育には効果的だそうです。
 日頃、魚たちの世話をしている仁之先生とも相談して、校長先生が浮草を入れてくださいました。きっと小さな魚たちにとっては、憩いの空間になっていくのではないでしょうか。今後が楽しみです。

【新たな仲間のホテイアオイ】
【今朝も美しい花を咲かせる浮草】
 さて、国内でもかなり新たな感染者が減ってきましたが、地域や学校では、コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら、日常生活を取り戻していくためにはどうすればよいのかという、難しい課題に挑戦しています。
 向陽中学校では、まず、家庭での検温と健康観察をしっかりと行い、健康な人が登校し、少しでも発熱や咳などの症状がある人は、登校を控えてもらうようにしています。
 登校後も、検温の確認や手洗いを行ってから、入室するようにしています。
 教室内では、全員がマスクを着用した上で、換気に心掛け、お互いの距離や体の向きに配慮をして学習を進めています。

【模様替えした多目的ルーム】
 多目的ルームや第2図書室の配置も変更し、比較的に広いスペースで学習できるようにしました。対話や発表を伴う活動でも、注意をしながら進めています。
 今日も、1年生の国語科では「のはらうた」という工藤直子さんの詩を解釈し、グループで朗読の練習をしましたが、効果的な学習方法と感染防止をいかに両立させていくのかに取り組んでいます。

【1年生国語科「野原はうたう」の授業風景】
 新型コロナウイルスは「接触」か「飛沫」により感染します。
 したがって、感染予防のためには、次の二点が重要なポイントとなります。

1 ウイルスを含む飛沫が目・鼻・口の粘膜と接触するのを防ぐ
2 ウイルスが付着した手が、目・鼻・口の粘膜と接触するのを防ぐ

 マスクの着用は、飛沫や手が、目・鼻・口などの粘膜と接触するのを防ぐ効果があります。また、手指消毒が効果的であることも分かっています。
 手指の消毒には、消毒用アルコールを用いますが、身の周りの物の表面の消毒には、希釈した塩素系漂白剤や次亜塩素酸水を使用しての消毒が有効です。消毒用アルコールは現在入手困難ですが、先日寄付していただいたので、手指消毒にはそちらを活用していきます。

 向陽中学校では、生徒が下校した後には、新型コロナウイルス感染予防のため、校内の消毒を教職員で実施しています。
 電動の消毒用噴霧器2台も活用して、各教室のドアノブ、スイッチ類、教卓やトイレ、水道の蛇口、階段の手すり、下駄箱など、生徒や教職員が触れる部分を、消毒しています。

【放課後に消毒する教職員の様子】
 本日も、教職員の研修として、消毒をどのように進めるかの研修を行いました。最近の知見によると、ステンレスやプラスチックの表面では、ウイルスが72時間残存するという調査結果もあるそうです。

【養護教諭の鎌倉先生による消毒方法研修】
 今後、私たちには、新型コロナウイルス対策を継続した上で、日常生活を取り戻していく「新しい生活」が求められています。

■厚生労働省ホームページ「新しい生活」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

 本校でも、クラスターの発生リスクを下げるため、「①換気の悪い密閉空間、②多くの人が密集、③近距離での会話や発声が同時に重なる場」を排除した学習環境づくりに、今後も努めていきます。
 また、同時に、新型コロナウイルスだけではなく、デマやうわさに基づく、ネットいじめや差別的な言動がないように、学校ではきちんと指導していきます。
 御家庭でも子供たちに対して、人権への配慮をすることや、SNSやネットによるいじめにつながらないよう、子供たちへの声掛けをお願いいたします。

■法務省ホームページ「子供の人権SOS ~eメール」
https://www.jinken.go.jp/soudan/PC_CH/0101.html

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