~ 向陽文化 ~

第3回学校運営協議会

2022年3月11日 12時20分

忙しい人たちが、やめても問題ないことをいかに多くしているかは驚くほどである。
なすべきことは、自分自身、自らの組織、他の組織に何ら貢献しない仕事に対しては、ノーと言うことである。
ピーター・ドラッカー
(経営学者)
今日は、2月下旬に当初は予定していた、第3回学校運営協議会を行いました。
新型コロナウイルス感染症の拡大状況や日程の都合で、延期して本日実施しました。

まず、3年生を送る会を委員の皆様にも参観していただきました。なかなか生徒や教職員以外の方に見ていただくことが少ない会ですが、工夫された映像や生徒たちの温かなメッセージに感心されていました。

運営協議会では、今年度の教育活動や学校評価の報告、来年度以降の学府教育目標や学府の経営方針、来年度の学校経営方針や教育課程の具体について提案しました。
また、
PTA会長からは、来年度からの組織改編について、スリム化と効率化を目指した提案がされました。
議長の三浦様に議事を進行していただき、運営協議委員の皆様から多面的、多角的な御質問や御意見をいただきました。
特に、コロナ禍でボランティア活動の状況については、全体的には減少していることに理解を示されるとともに、その中で機会があれば主体的にボランティア活動に取り組む向陽中の生徒のよさが話題になりました。
例えば、協議委員の皆様から、今年度も地域の医療機関に感謝のメッセージを送ったりお花畑ボランティアに参加したりする生徒の姿が紹介されました。
さらに、教職員の働き方やコンプライアンスへの取組にも、様々な御意見や御質問をいただきました。教職員の健康や幸福につながるような働き方を実現するために、これまでの学校の取組を見直し、積極的に働き方改革を実現してほしい、それが生徒のためにもなるといった提言もいただきました。この他にもいただいた貴重な御意見は、今後の学校経営に生かしていきます。お忙しい中、お越しくださり、ありがとうございました。

3年生を送る会

2022年3月11日 11時43分

この日光、この雲のない青空があり、
生きてこれを眺めることのできる限り、
私は不幸ではない。
アンネ・フランク
(ドイツ・『アンネの日記』の作者)

今年の3年生を送る会は、全校生徒が一堂に会して実施しました。ただし、新型コロナウイルス感染症防止のため、一部の言葉等を除いて、メッセージなどの事前に録画した映像を全校で視聴する形で実施しました。
生徒会本部主催で実施され、思い出を振り返るユニークな映像、転任された多くの先生方からの温かなメッセージなどに3年生は歓声を挙げたり、涙をぬぐったりする姿が見られました。
1・2年生からは、各学級からの工夫したメッセージビデオや、合唱のビデオなどが放映されました。
また、3年生からは感謝の言葉と卒業合唱の映像が披露されました。
卒業式には、今年度も在校生は代表生徒のみの参加となります。全校生徒で、互いへの感謝を伝える温かな3年生を送る会になりました。

桜が咲き始めました

2022年2月10日 14時35分

あなたが持っているものを使って、あなたが今いるところから始めましょう。
ジョージ・ワシントン・カーヴァー
(米国の植物学者)

今週は、学校の周囲の樹木を、地元の業者の方に剪定していただいています。

【剪定作業の様子】

なかなか素人では手が付けられないような樹木や街路樹を、剪定していただき、かなりすっきりとしました。予算の都合上、今回できなかった分は、来年度以降にまたお願いすることにしました。

【以前の様子】
【剪定した樹木の様子】

卒業式や入学式に向けて、正門周辺の樹木も整えていただきました。

武道館の窓や壁に接していた枝もカットしていただきました。
さすが専門の業者さんです。仕上がりも美しく整いました。

【武道館周りのビフォー・アフター】

正門付近の河津桜も咲き始めました。
向陽中にも春がやってきたようです。

【咲き始めた校庭の河津桜】


今日は私立高校の合格発表が行われました。
合格した皆さん、おめでとうございます。
まだ公立高校の入試を受ける皆さんもいますので、引き続き体調を整えて、入試に向けてよい準備をしましょう。

表彰朝礼

2022年2月9日 09時07分

大きな山に登ってみると、さらに登るべき
たくさんの山があることを見出す。
ネルソン・マンデラ
(南アフリカの第8代大統領)

今朝は、表彰朝礼が行われました。
この2年間は、コロナ禍のため、表彰や朝礼や、
卒業式と入学式以外の儀式的行事はほぼオンラインで実施しています。寒い日や暑い日には快適です。新しい学校生活として定着しています。

【表彰朝礼の教室の様子】

さて、本日の表彰は、ソフトテニス竜洋大会個人戦で入賞したソフトテニス部の2名、磐周書き初め大会で入賞した12名、そして、静岡県小・中学生の主張作文コンクール、静岡県児童・生徒紙上美術展【書き初めの部】と【美術の部】で入賞した3名の人たちが表彰されました。

【ソフトテニス竜洋大会入賞の2人】

【書き初め大会入賞者の12名】

【主張作文・美術展で表彰された3名】

【表彰された皆さん】

依然としてコロナウイルスの感染拡大が止まらない、苦しい社会状況ですが、様々な機会を捉えて、自分の個性を発揮している生徒たちがたくさんいることに勇気づけられます。これからも大いに挑戦していきましょう。表彰された皆さん、おめでとうございます!

レジリエンス講座

2022年2月4日 12時43分

可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を感じとることをおぼえる。
ドロシー・ロー・ノルト
(作家・家庭教育学者/『子どもが育つ魔法の言葉』)

今日は3年生を対象に「レジリエンス講座」が行われました。本日の講師は、スクールカウンセラーの先生にお願いしました。

【レジリエンス講座の様子】

最近、よく聞かれるようになった「レジリエンス」とは、困難な状況に遭遇しても、それを上手に乗り越える能力のことを意味しているようです。
今日のレジリエンス講座では、困ったときやつらいときにも人には立ち直る力があること、お笑い芸人の高岸さんの「やればできる」といった言葉も紹介され、なんとかなるという楽観的な心の持ち方について、話がありました。
これから公立高校入試を控えている人が多い3年生は、自分のこととして真剣にお話を聞いていました。


ところで、以前に読んだ本で『GRIT やり抜く力』という本があります。この本は、アンジェラ・ダックワースというアメリカにあるペンシルベニア大学の心理学の教授が著した本です。
TEDやYouTubeでも多くの人が動画を視聴しているので、知っている人もいると思いますが、彼女の研究によれば、ビジネスやスポーツ、教育など様々な分野で活躍して成功している人たちには「GRIT=やり抜く力」が非常に強いという共通点があり、それを支えているのは「情熱」(自分の目標に向かって興味を持ち続けること)と「粘り強さ」(困難な状況でも決してあきらめないこと)であることを統計的に明らかにしました。
私たちは誰もが困難な状況に遭遇することがあります。しかし、私には能力がないと勝手に決めつけずに、自分の夢を追い続けることが成功につながるそうです。まさに、「継続は力」なのです。これもレジリエンスの一つなのかもしれませんね。

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