相手の立場になって行動する
2021年10月22日 21時49分人間はダイヤモンドだ。ダイヤモンドを磨くことができるのは、ダイヤモンドしかない。人間を磨くにも、人間とコミュニケーションをとるしかないんだよ。
今回の学習では、特別養護老人ホーム「遠州の園」の藤原様、遠藤様、渡邊様を講師としてお招きしました。
【「遠州の園」の講師の皆様】
この活動では、生徒たちが校内の様々な環境で、車椅子の介助やブラインドウォークによる介助を体験することをとおして、コミュニケーションの重要性や支援の考え方、ユニバーサルデザインの必要性などについて学ぶことを目的としています。
クラスを2集団に分け、車椅子体験を行うグループと、ブラインドウォーク体験を行うグループとに分かれて活動しました。
車椅子体験では、車椅子の開閉方法や悪路・段差・傾斜地等での介助の仕方を体験しました。段差があることや傾斜地を後ろ向きに移動することなどの声掛けをしてから、動き始めることなどを学びました。
【車椅子に乗せるときには】
【段差を降りるときには】
【下り坂を降りるときには】
ブラインドウォークでは、一人が目隠しをして見えない状態になり、もう一人がガイド役となって、声での誘導をする活動を行いました。障害物がある場所や階段などでの誘導、机上の物の説明など、言葉で説明することの難しさを学びました。
【ミニハードルの説明は難しい】
【机の上の物を説明するには】
【見えない不安を体験しました】
どちらの活動でも、明るく和やかな雰囲気で活動できましたが、同時に相手の立場になって、声を掛けたりサポートしたりすることは、日頃の生活で誰と接する場合でも大切なことだと学んでいました。