News&Culture ~向陽文化~

平和への願い

2021年10月5日 08時08分

未来を語る前に、今の現実を知らなければならない。
現実からしかスタートできないからである。
ピーター・ドラッカー
(アメリカの経営学者 )

今週は、広島・長崎被爆写真パネル展を本校で実施しています。北棟の2階の多目的ホールを会場にしています。

1945年8月6日広島に、同年8月9日長崎に原爆が投下されました。
核兵器によって市街地が爆撃されたという恐ろしい現実を知ってほしいと企画されました。

広島では14万人以上、長崎では7万4000人以上がその年のうちに死亡しました。広島・長崎での二発の原子爆弾による被害によって、50万人以上が亡くなりました。

広島・長崎だけでなく、日本の全国各地で空襲があり、多くの人が亡くなりました。3月10日の東京大空襲では、300機のB29が爆撃し、8万人以上の人が死亡しました。

【北棟2階のギャラリー】


戦後70年以上が経過しましたが、現代の世界では核兵器がなくなるどころか、核兵器を持つ国が増えている状況です。また、国家間の領土や資源、経済や歴史に関わる紛争や衝突は、現在も様々な場所で起こっています。

【パネル展を見る3年生】


このようなパネル展のメッセージや写真をよく見て、平和な世界を実現するために、私たちはどう生きるべきかを深く考えていきたいものです。

NHK原爆の記憶 ヒロシマ・ナガサキ(新しいウィンドウで開きます)