News&Culture ~向陽文化~

表現と調和

2021年9月28日 21時46分

人間は努力する限り、迷うものだ
ゲーテ
(ドイツの作家・詩人/「ファウスト」から)

今日から表現ステージが始まるということで、朝礼と表彰がありました。本日の朝礼もオンラインで行いました。

【しっかりと話を聞く3年生】

生徒会長の阿部さんや実行委員長の松家さんから表現ステージの目標や文化発表会に関する発表が最初にありました。

【ステージ目標を発表しました】

【多目的ホールから配信しました】

校長講話では中学生のときに歌った「木琴」という合唱曲の解釈や日体大の行進パフォーマンスを動画で紹介しながら、次のような話がありました。

今日から表現ステージに入ります。
まず、このステージで表現したいものは、「あなた方の気持ち」、そしてその手段は音楽です。合唱曲にはそれぞれ、歌に込められた思いや願いがあります。それをみんなで伝え合ってほしい それが1つめの願いです。
もう一つは、「調和」です。調和とはどんな意味なのでしょう。調べると「全体がほどよくつりあって、矛盾や衝突などがなく、まとまっていること。」と言う意味が出てきます。英語では「harmony(ハーモニー)」という意味もあります。
この意味を知ったとき、真っ先に浮かんだのが日本体育大学の「集団行動」という演目です。

【集団行動の動画に驚きました】

この演技を成功させる秘訣は「周りを気にかけ、人に合わせる、手をさしのべる、思いやる。自分がその集団で今、何をすることが一番いいのか、判断する」ことだと、この集団行動を指導する先生は語っています。
あなた方が、クラスの合唱曲を完成させるために「周りの仲間と手を取り合って、その時々で最善の行動をとりながら、曲の思いを伝え合うこと」ができたら、素晴らしいステージになるのではないでしょうか。そんなステージになることを願っています。 

朝礼の後は、表彰がありました。
まず、2年生の青島さんと鈴木さん、1年生の大島さんが、磐周理科研究作品展で銀賞となり、
表彰されました。

【理科研究作品展 銀賞の3人】

次に、読書感想文コンクールで磐周特選となった桑原さんと多田さんが表彰されました。表現ステージにふさわしく、文化的な面での活躍が光ります。表彰された皆さん、おめでとうございます。

【読書感想文磐周特選の2人】