ICTは文房具
2021年5月7日 17時23分変わっていくこと、それが学ぶということ、知るということです。自分が変わっていなかったら、何も学んでいないと思えばいいのです。養老孟司(医学博士)
令和3年4月から「GIGAスクール元年」ともいうべき、小中学校における一人一台端末環境下での学びが本格的にスタートしました。
本校でも、年度末にこれまで以上に高速大容量通信が可能になる校内LANの工事が完了し、生徒一人一台のChromebookが整備されました。
新年度になり、全校生徒のログインの設定等を行い、各教科の授業でも活用がスタートしました。
例えば、2年生の国語科では、説明的文章の学習において、筆者の論の展開や構成を3~4人のグループで協力して追究し、学んだことを個人でレポートにまとめる学習を行っています。
【デジタル教科書で見通しを共有】
【データで一人一人に配付】
これまでであれば、グループで話し合ったことを基に、レポートやホワイトボード、ポスターなどに整理することが多かったのですが、今回は資料の配付をGoogleクラスルームを活用して、完全にペーパーレスで行っています。レポートの提出もデータでの提出となります。
【グループで文章を通読】
【論の展開や図表の効果の話合い】
【個人でレポートに整理】
【それぞれ要点を整理しています】
本校の授業では、これからの時代を生きていく子供たちが、各教科や道徳科、総合的な学習の時間や特別活動において、自分たちの課題を見つけ、その解決に向けて多くの人と力を合わせて取り組んでいくような、主体的・対話的で深い学びを目指しています。
ICTは、そのような学びの手段の一つとして、今後も工夫して活用していきます。