~ 向陽文化 ~

緊急地震速報

2020年7月30日 23時22分

私たちのすることは、大海の一滴に過ぎないかもしれませんが、その一滴の水が集まって、大海となるのです。

マザー・テレサ
(カトリック教会の聖人・ノーベル平和賞)



2時間目が始まるころに、突然、緊急地震速報のアラートが一斉にあちこちで鳴り響きました。千葉県沖を震源とするマグニチュード7、震度5強の緊急地震速報に、職員室では緊張が走りました。
(その後、マグニチュード5.8の表示に変更になったようです)

すぐに校長の判断を受けて、校内放送で、一次避難を指示しました。机の下にもぐり、頭を防災頭巾等で守り、強い揺れに備えるよう指示しました。

しかし、しばらく待っても、揺れは来ませんでした。

数分が経過したところで、余震の恐れもあったため、体育館に二次避難を指示しました。

全校生徒が無言で素早く移動し、人数確認をした後、状況確認や校長からのお話を聞いた上で、教室に戻りました。

今年度は、年度初めに臨時休業期間に入ったこともあって、避難訓練ができていませんでしたが、図らずも1学期中に避難訓練を行うことになりました。

生徒たちは、真剣な面持ちで、無言で移動し教職員の指示を聞いて、冷静に対応できました。非常に素晴らしい様子だったと感じました。

今回は、気象庁の会見によれば、誤報だったとのことでしたが、緊急時の避難経路の再確認や具体的な改善点を話し合う機会となりました。

(訓練ではなかったため、避難の様子を撮影できませんでした。)

 ■NHK NEWSWEB
 ■消防庁 地震防災マニュアル
 ■向陽中学校 緊急時の対応

流した汗は嘘をつかない

2020年7月24日 09時30分

俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中にはまだ何もないけど 雨に打たれ風に吹かれ でもあきらめないから でもあきらめたくないから きっといつか何かをつかむんだ

FUNKY MONKEY BABYS
(『ちっぽけな勇気』から)

7月23日(木)に、メモリアルマッチⅡが行われました。
今回行われたのは、男女バスケ部、陸上競技部、ソフトテニス部、サッカー部でした。

女子バスケ部は、本校を会場として行われました。
神明中、城山中そして磐田第一中と対戦しました。
残念ながら勝利することはできませんでしたが、随所に好プレーも見られ、これまでの練習の成果を発揮した場面もたくさんありました。監督の話を笑顔で聞いて、精一杯プレイする姿が印象的でした。

【笑顔で話を聞く女子バスケ部】

【素早くボールを運ぶPG】

【リバウンドからシュートをねらいます】

【美しいフォームでシュートを決めました】

【確率よくシュートを決めます】

【積極的に1対1にチャレンジしました】

陸上競技は、磐田市陸上競技場で実施されました。1500m走では見事に2位入賞を果たしました。最後の、豊田南中の選手とのトップ争いは見応えがある好レースでした。

【先頭グループをリードします】

【最終コーナーでのデッドヒート!】

【惜しくも2位でしたが、立派な成績です】


ソフトテニス部の試合は、豊岡中学校で行われました。
試合のスケジュールが予定よりも早めに進行したことから、残念ながら試合の観戦はできませんでしたが、さわやかな笑顔で記念撮影に応じてくれました。

【笑顔が素晴らしいソフトテニス部】



男子バスケ部の試合は、城山中で行われました。磐田一中と城山中と対戦しました。磐田一中との試合は惜敗しましたが、最後までどちらが勝利するかわからない熱戦が繰り広げられました。これまでの練習の成果が発揮されました。力強いリバウンドやチームディフェンスが見られました。

【最終ゲームの始まりです】

【大型PGがボールを運びます】

【コーチたちの声に耳を傾ける選手たち】

【積極的にゴールに向かいます】

【力強くバスケットカウントをねらいます】


サッカー部は、神明中を会場として行われました。
磐田一中との最終ゲームは、白熱した試合になりました。

【磐田一中との最終戦です】

前半は押し込まれる苦しい場面が続きましたが、相手キーパーの頭上を越えるシュートで見事に先制点を奪いました。

【苦しい時間帯でも積極的にシュート】

【あぶなげない守備を見せたGK】


そのまま、すぐに追加点を奪いましたが、磐田一中に粘り強く1点を返され、試合は最後まで分からない白熱の試合となりました。

【「お前たちなら絶対走れるから」】

【最後まで走りぬいた向陽中イレブン】


これまでの苦しい練習の成果が出て、体力的に最後まで走り切ることができたのは立派でした。
最終的に2対1で見事に勝利しました。

【勝利を喜ぶ選手たち】

応援に来ていた保護者の皆様も一緒に喜ぶ姿が見られました。

【笑顔で記念撮影するサッカー部】


「流した汗はうそをつかない」といいますが各部の3年生が、これまでの練習の成果を最後に発揮した姿が見られたことは、きっと後輩たちにも何かを残したことだと思います。

1・2年生には、先輩たちが残してくれた誠実に努力する姿勢を、新チームになってもしっかり引き継いでいってくれることを期待しています。

3年生の皆さん、お疲れ様でした。これまでの努力と、向陽中らしい温かく、さわやかな戦いに拍手を送ります。

また、各校の校長先生を始めとして、多くの先生方や養護教諭の先生、外部指導者や審判員の方、そして保護者の方が、どの会場でも感染防止のための検温などの様々な準備から、会場の細かな消毒や片付けまで協力していただきました。

今年は、全ての大会が中止になってしまうことが予想されましたが、最後にこのような形で実施していただき、3年生にとっては、思い出に残ったことだと思います。メモリアルマッチの成功に努力していただいた全ての関係者の皆様に感謝します。

本当にありがとうございました。
 

Take Me Out to the Ball Game.

2020年7月20日 01時06分

まずは目の前のボールだけ集中する。
一瞬一瞬、自分にやれることをやろうと考えて。

錦織 圭
(プロテニス選手)

昨日はメモリアルマッチⅠが行われました。
週末に行われたのは、野球とバレーボールです。

野球は、豊田野球場で行われました。
試合は、メモリアルマッチ感染症対策ガイドラインを順守して、7イニングに短縮して実施されました。
試合前後の挨拶も、監督と主将のみで行います。応援も、観客席が密にならないよう、配慮されていました。

【野球場での野球は雰囲気がいいです】


【一球入魂!】

天候が大変心配されていたのですが、気温も湿度も大変高く、感染症以上に熱中症が心配される暑さとなりました。そのため、給水タイムも設けられていました。

【ベンチ前で監督の話を聞く選手たち】

そんな中で、選手や運営された先生方、審判や保護者が一体となって、野球を楽しんでいる様子が印象的でした。

【ファーストをきっちり守りました!】

特に、野球では、保護者の方が、塁審やスコアボードの記入、表示など、様々な役割で運営に関わっていることに、驚きました。
このように、競技によって、保護者の方の、参加の仕方も全く違うことを初めて知りました。本当にありがたいことだと思いました。

【マウンドに集まる選手たち】

本校の野球部は人数が4人だけなので、豊田中学校と合同チームでの出場となりました。豊田中の選手たちともチームワークよく、それぞれ自分の役割に全力で取り組みました。
残念ながら、惜しくも勝利することはできませんでしたが、豊田南中や豊岡中と熱戦を繰り広げました。

大柳豆先生には、熱中症対策としての氷やクーラーボックスの準備から、試合のサポートや様々な片付けまで丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。

【笑顔がさわやかな野球部の選手たち】


一方、バレーボールは、本校を会場として行われました。
試合会場として、松浦先生やバレーボール部を中心に前日までに様々な会場準備をしてきましたが、当日も寺田校長先生をはじめとして、養護教諭の鎌倉先生、仁之先生、岡部先生には、会場確認や検温、駐車場や消毒作業など、早朝から昼過ぎまで、様々な運営をサポートしていただき、実施することができました。
各学校の先生方や保護者の皆様にも御協力いただき、本当にありがとうございました。

【寺田校長からの応援や講評がありました】


会場の中に入れる保護者は、密を避けるため緊急連絡員として、2名まで入場可となっていました。
また、給水のためのタイムアウトも設定するなど、感染症対策だけでなく熱中症への様々な対策も実施されていました。

【やる気あふれるバレー部の選手たち】


試合は、豊田南中、豊田中、豊岡中の3チームと対戦しました。感染症対策として、1セットマッチでしたので、どのチームにとっても、流れをつかむことがなかなか難しい試合となったのではないでしょうか。

【高い打点のスパイク】


【レシーブでも活躍しました】

試合結果としては、豊田南中、豊田中に2勝しましたが、惜しくも最後の豊岡中に惜敗しました。

【コーチの話を聞く選手たち】


【ライトからのアタック!】

しかし、随所に好プレーが見られ、試合後も締めくくりとしてのミーティングや記念撮影も行っていました。

【今日も大変明るい、笑顔のバレー部】

磐周大会は中止となりましたが、メモリアルマッチという機会を与えていただいたことに対して、感謝の気持ちです。

【夏空が広がっていました】

この後も、まだまだ各競技でメモリアルマッチが続きます。

吹け!向陽旋風!
頑張れ!向陽中学校!

理想の向陽中学校を語ろう

2020年7月17日 18時27分

世界中に定められた
どんな記念日なんかより
あなたが生きている今日は 
どんなに素晴らしいだろう。
THE BLUE HEARTS
(『TRAIN-TRAIN』より)

いよいよ来週に生徒会長選挙が迫りました。
朝昼続けてきた、選挙運動も本日で終わりました。


今回の生徒会選挙では、体育館に集まらず、各教室でのオンライン演説会及び学年ごとの投票が予定されています。
そして、向陽中学校をどのような学校にしていきたいのかというメッセージが語られると思います。


さて、生徒会活動や学校行事、学級活動のような活動を「特別活動」と言います。

これらの活動は、教科の学習と同じくらい重要な活動です。教科の学習と同様に、文部科学省が示している学習指導要領の中に、どの学校でも必ず実施することやその目標がきちんと位置付けられている活動です。

通常の授業は、学級という単位で実施されることが多いのですが、特別活動では、自分たちで学校や地域社会の課題を見つけ、異なる学年や集団の人で力を合わせて、主体性や協調性を高めることを目指して活動します。

この「特別活動」には、次の3つの大きな目標があります。

1 人と協力する力を高める
 (人間関係形成)
2 社会をよりよくする力を高める
 (社会参画)
3 自己のよさや可能性を高める
 (自己実現)

そして、「生徒会活動」は、生徒自身が自ら学校生活の課題を考え、様々な学年の人と話し合い、みんなで意見をまとめて、よりよい学校を目指して活動していくことが重要です。また、学校行事をよりよいものに工夫したり、地域や社会の課題から具体的な対策を話し合って地域社会に貢献したりすることが期待されます。

私たち教職員も、校長の経営方針や重点目標を基に、保護者の皆様や地域の皆様の願いを踏まえ、様々な施策や社会的な要請も考慮に入れて、向陽中学校が「やさしさ・強さ・こころざし」を具現化する、素晴らしい学校になるよう、日々努力しています。

これからの向陽中学校をどんな学校にしていくのかは、生徒会長選挙に出る人だけが考えるものではありません。生徒会会員の皆さん一人一人の意見が反映されるものです。
オンライン演説会では、どのような夢や願いが語られるのかを、先生方も楽しみにしています。


生徒の皆さんも、今回の生徒会選挙をきっかけにして、向陽中学校をもっと素晴らしい学校にするには、どんなことに挑戦したらよいのかを考えてみてください。生徒自らの手でより素晴らしい向陽中学校とできるよう、工夫して活動していくことを期待しています。

自分を信じて精進を重ねる

2020年7月16日 22時55分

「今日いい稽古をしたからって、明日強くなるわけじゃない。でもその稽古は2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない。大切なのは信念だよ。」

九重親方
(元横綱・千代の富士

テストに向けて取り組んだ家庭学習の成果を、各教科で確認しています。私が担当しているのは1年生の国語なのですが、素晴らしい取組がたくさんあったので、その一部を紹介します。



この生徒は、①まず自分の力で解答する。②次に解答例を確認しながら、丸付けをする。③間違えた問題や分からなかった問題を青ペンで訂正する。といった方法で学習しています。1年生で、このような取組をしている生徒が、他にもたくさんいました。丁寧な取組に好感が持てます。今回のテストで、訂正されていた問題が出題されていた人がいました。



この生徒は、漢字の問題を1回目は直接記入し、付箋を貼って、そこに2回目、3回目と繰り返し記入していました。この写真はそれが分かるように、わざとずらして写真を撮影してありますが、実際にはきれいに重ねてありました。もちろん、間違えた問題は訂正されていました。漢字ノートには、間違えた問題だけを繰り返し練習している人もいました。誠実な取組に拍手を送りたいです。



この生徒は、教材を一度コピーして、まずコピーを自分で解答し、丸付け訂正をしています。予習として行っているのでしょう。そして、さらにテスト前に、2回目を問題集に直接記入しています。取り組んだプリントは同じページに貼ってありました。地道な取組が本当に素晴らしいです。このページだけではありません。テスト範囲の全てのページをコピーして、貼ってありました。なかなか誰でもできることではありません。

さて、漢字書き取りの提出ですが、1年生は特に提出の指定をせず、全くの自由提出にしています。

しかし、その分、予習としての取組や復習としての取組、学校の授業の振り返りなどを、自主学習として取り組んでいる生徒が多いです。

この自主的な学習習慣は、もしかしたら臨時休業中の一人学びの成果かもしれません。保護者の方のサポートやアドバイスもおそらくあるのでしょう。これからずっと継続していけば、大きな自信につながるのではないでしょうか。

話は変わりますが、
少し前に、大相撲の休場に伴い、過去の番組が放送されていました。その中で現役時代の千代の富士関は、その並外れた努力を支えていたのが、己を信じる心だったと語っていました。

九重親方は力士としては決して大きな身体ではありませんでした。しかし、その稽古量はすさまじく、不屈の闘志でその不利を補い、千代の富士として、昭和の歴史に残る大横綱となりました。

「ウルフ」のあだ名のとおり、肩の脱臼などの大けがをしても、稽古で鍛え上げ、大きな身体の力士に眼光鋭く食らいついていく姿に私は憧れました。

向陽中の生徒の皆さんも、自分を信じて、学習面でも部活動などの他の面でも、主体的な努力を継続していってほしいと願っています。
先生からやることを指示されたから、義務として取り組むのでなく、自分にとって必要な学習を工夫して取り組むことを大切にしてください。

どの教科も、学校の授業だけで全て定着できる人は、そう多くないと思います。自分の時間を使って、少しずつ努力を継続していける人になってほしいものです。
そんな人はまさに風に流されるグライダーではなく、自ら飛ぶことができる飛行機のような人だと思います。

保護者の皆様には、子供たちの努力を見守り、困っているときにはサポートをして、頑張りを認めていくなど、引き続きの応援をお願いいたします。

千代の富士の稽古(YouTube)

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