食べることは必要性のあることだが、知的に食べることは芸術である。
フランソワ・ド・ラ・ロシュフコー
(17世紀フランスの貴族)
今日の給食の時間には、中学3年生がお二人の先生から、食育指導を受けました。
栄養教諭は、学校給食の運営に当たる一方で、学校給食を教材として食育指導を実施し、子供たちに栄養や食生活の正しい知識を持ってもらうことを目標として仕事をしています。
【3年生の教室の様子】
今日の食育指導では、中学3年生にぴったりの「受検に向けて勉強の効果を高める食事」をテーマとして、お話がありました。
【勉強の効果を高める食事とは】
優れた栄養バランスや、徹底した衛生管理、食事のマナーに関する知識だけでなく、食生活や食習慣に関して確かめ、自分自身の健康について考えて、食べ物を選ぶ力をつけることの大切さを実感していました。今後の生活に生かしてくれることを期待しています。
【参考】
■日本の学校給食と食育 文部科学省(新規ウィンドウで開きます)
前進できぬ駒はない
中原 誠
(棋士)
最近、各学年の国語科では、書写の授業を行っています。
小学校では楷書を学びましたが、中学校では行書を中心に学習しています。
【課題を意識して取り組んでいます】
行書では、点画の丸み、方向や形の変化、点画の連続や省略、筆順の変化といった特徴を理解した上で、行書の文字に書き慣れ、読みやすく速く書くことを目指して学んでいます。
【個人追究をする生徒たち】
書写の時間では、日常生活に生かすために、硬筆でまず試し書きをして、毛筆によって行書の特徴を理解し、硬筆で学んだことを確かめるようにしています。
実物投影機や大型モニターといったICTも活用して、それぞれが必要な場面で、細かな筆遣いやリズム感を確かめています。
【動画でも筆遣いを確かめます】
書写では個人で深く追究する場面もありますが、互いの書いた作品を交換して、対話によって学ぶことも大切にしています。点画の連続や省略、筆順の変化といった学習の目標を意識して、それぞれの文字表現のよさや課題点について話し合い、学びを深めています。
【対話によって学びを深めています】
読み手を意識して、読みやすく速く書くことは、国語科だけでなく各教科等の学習や社会生活で必要な書写の能力です。書写の時間に学んだことを普段の生活に生かしてほしいと期待しています。