~ 向陽文化 ~

池の水抜いてみたPart2!

2020年8月6日 22時19分

登山家は、自分自身の力を発揮してそれを自分に証明する。この高級な喜びが雪景色をいっそう美しいものにする。だが、名高い山頂まで電車で運ばれた人は、この登山家と同じ太陽を見ることはできない」

アラン
(フランスの哲学者/『幸福論』)

夏休みに入り、玄関前の池のホテイアオイが見事に咲きました。

【玄関前のホテイアオイの花】

【美しく咲きました】

ホテイアオイは早朝に咲いて、日没には萎んでしまう、花の寿命が1日程度の短い花です。メダカにとっては産卵場所になったり、水質を浄化させたりしてくれる、とてもありがたい植物です。
玄関前の池にあるホテイアオイは、日当たりがよく、温度や栄養分も適しているのか、花を次々に咲かせて、訪れる人の目を楽しませてくれています。向陽中学校にお越しの際は花が咲いているかもしれません。よかったら確かめていただけると嬉しいです。

さて、5月末に玄関前の池の水を抜いて、底にたまった泥や藻を取り、きれいにしましたが今回はパート2ということで、いよいよ職員室前の池にチャレンジしました。
職員室前の池には、大型の鯉や金魚などもたくさんいて、泥や落ち葉を取り出すのも、簡単にはいかないので、夏休みになるまで待ちました。

【池の水を抜く作業を始める鈴木先生】

【準備や片付けに余念がない青木先生】

見てわかる通り、底が見えないほど、緑色になっています。この水を抜くには、池の排水口のふたを開けただけでは、落ち葉などで詰まってしまうので、ポンプを併用して、水を抜きました。しかし、何度も落ち葉で詰まって、排水口と格闘したり、ポンプを分解したりして、苦労は続きました。

【苦労した水抜き作業】

水を抜きながら、鯉たちを捕まえてコンテナに移し替えます。
魚たちとの格闘は動画で見せたいくらい、大暴れして大変でした。
何とか捕まえて、とりあえず一安心。

【大暴れする鯉と格闘しました】

魚たちを救出したら、次は落ち葉や泥をかき出す作業です。

【水が抜けたら落ち葉や泥との格闘です】

【腰を痛めないように注意をして】

池の水と落ち葉が混ざった泥を運び出すのは腰を痛めてしまいそうなくらいの重労働でした。
教務主任の鈴木先生と二人で粘り強く一輪車に載せ、運んで捨てるを繰り返しました。

【落ち葉や泥がかなりなくなりました】

【ゴールが見えてきて笑顔の二人】

水を入れて、泥水を吸い出すのを2回程度繰り返したら、かなりきれいになりました。いよいよ本格注水です。

【日が傾いてきて少し焦ってます】

水の勢いが強すぎて、せっかくきれいにした池の水に、周りの枝葉が少し入ってしまいました。
それでも何とか水を入れ終え、魚たちを元に戻すと、すっかり夕陽が沈もうとしていました。
面談が終わった青木先生が片付けを手伝ってくれました。疲れた二人にとっては、本当にありがたいサポートでした。感謝です。

【きれいになった職員室前の池】

池の中の魚影がはっきり見えるほど、池の水はすっかりきれいになったのですが、水面の様子がちょっと分かりにくい時間になってしまったので、また機会を改めてお知らせします。

【すっかり日没前になってしまいました】

青と夏

2020年8月4日 22時30分
人生という試合で最も重要なのは、休憩時間の得点である。
ナポレオン・ボナパルト
(フランスの皇帝・政治家)

今日は、1学期終業式が行われました。
すでに朝から30度近い気温ですので、体育館には集まらず、エアコンの効いた教室内の涼しい環境で、終業式が行われました。

【涼しい教室で終業式】

各教室にはエアコンがあるので大変快適な終業式なのですが、放送室にはエアコンがないので、校長先生や代表生徒、放送委員にとっては、サウナのように大変暑い過酷な放送となりました。

【逆にすごく暑い放送室】


各学年の代表生徒の皆さんは、1学期の学校生活を振り返って、学習や部活動など、それぞれの立場で精一杯努力してきたことを中心に、成し遂げたことや学んだことについて、立派に話をしてくれました。

【立派だった代表生徒】

校長先生からは、コロナウイルス感染症拡大防止に伴う臨時休業で、非常に難しい判断を迫られた中で、折れそうになる自分の気持ちを高め、みんなの力でここまで乗り越えて、立派に締めくくったことについて、お褒めの言葉がありました。
また、この後に担任の先生から伝えられる成績の数字だけに一喜一憂せず、通知表の中から自分の努力点を確認して、これからの家庭学習に生かしてほしいというアドバイスがありました。
さらに、家族の一員として自分の役割を果たすこと、事故なく健康で安全な夏休みにできるよう注意して生活してほしいというメッセージが伝えられました。

【進路実現に向けて真剣な3年生】


学級活動の中では、担任の先生から、一人一人の生徒に対して、学習や生活の状況について、様々なアドバイスが、丁寧に伝えられていました。

【これからの努力点を確認する2年生】


1年生は、夏休み明けの体育大会に向けて、全員リレーの練習を行いました。気温がやや高く少し心配したのですが、短時間に限定し、水分補給や準備運動も行って、事故に注意して楽しく練習していました。

なお、9月も残暑が大変厳しいことが予想されます。そのため、今年の体育大会は早朝から開始し、午前中で終了する予定です。

1年生は耐暑性を高めるために、毎日昼休みに長縄の練習などに少しずつ取り組んできているので、たくましく育ってきています。

【全員リレーの1年生】

【炎天下に負けない熱盛りでした】


今年の夏休みは、21日間と例年よりは短いわけですが、それでも3週間もあります。

向陽中学校では、夏休みの生活目標として、次の二つの目標を立てています。
1 守ろう3ゼロ運動
(事故ゼロ・非行ゼロ・病気ゼロ)
2 築こう8・3・1生活(野菜生活)
(8時間の睡眠・3時間の学習・1時間の手伝い)

学校や社会の決まりを守り、自分の目標や計画を立てて、充実した夏休みにすることを期待しています。


【お知らせ1】 

水難事故多発警報の発令について

 

 令和2年7月30日(木)から8月5日(水)までの7日間に、県内において、7件の水難事故が発生しました。これに伴い、県内全域に水難事故多発警報が発令されました。
 警察庁の「平成30年における水難の概況」によれば、水難事故の発生場所では、1位が海(53.6%)、2位が河川(28.5%)、3位が用水路(9.5%)、4位が湖沼地(7.4%)となっています。
 連日、夏らしい暑い日が続いています。海や川など、自然に触れる機会も増えることが予想されます。アウトドアでの事故に十分に注意して、楽しい夏休みとなるよう、お過ごしください。

【参考資料】
 □政府広報オンライン(水の事故、山の事故を防いで、海、川、山を安全に楽しむために)

 □
 たいせつないのちとあんぜん(文部科学省)

  ※小学校低
学年用の安全教育資料となっていますが、大人でも様々なことを考えさせられる資料です。ぜひ御一読ください。


緊急地震速報

2020年7月30日 23時22分

私たちのすることは、大海の一滴に過ぎないかもしれませんが、その一滴の水が集まって、大海となるのです。

マザー・テレサ
(カトリック教会の聖人・ノーベル平和賞)



2時間目が始まるころに、突然、緊急地震速報のアラートが一斉にあちこちで鳴り響きました。千葉県沖を震源とするマグニチュード7、震度5強の緊急地震速報に、職員室では緊張が走りました。
(その後、マグニチュード5.8の表示に変更になったようです)

すぐに校長の判断を受けて、校内放送で、一次避難を指示しました。机の下にもぐり、頭を防災頭巾等で守り、強い揺れに備えるよう指示しました。

しかし、しばらく待っても、揺れは来ませんでした。

数分が経過したところで、余震の恐れもあったため、体育館に二次避難を指示しました。

全校生徒が無言で素早く移動し、人数確認をした後、状況確認や校長からのお話を聞いた上で、教室に戻りました。

今年度は、年度初めに臨時休業期間に入ったこともあって、避難訓練ができていませんでしたが、図らずも1学期中に避難訓練を行うことになりました。

生徒たちは、真剣な面持ちで、無言で移動し教職員の指示を聞いて、冷静に対応できました。非常に素晴らしい様子だったと感じました。

今回は、気象庁の会見によれば、誤報だったとのことでしたが、緊急時の避難経路の再確認や具体的な改善点を話し合う機会となりました。

(訓練ではなかったため、避難の様子を撮影できませんでした。)

 ■NHK NEWSWEB
 ■消防庁 地震防災マニュアル
 ■向陽中学校 緊急時の対応

流した汗は嘘をつかない

2020年7月24日 09時30分

俺たちはまだちっぽけで 手のひらの中にはまだ何もないけど 雨に打たれ風に吹かれ でもあきらめないから でもあきらめたくないから きっといつか何かをつかむんだ

FUNKY MONKEY BABYS
(『ちっぽけな勇気』から)

7月23日(木)に、メモリアルマッチⅡが行われました。
今回行われたのは、男女バスケ部、陸上競技部、ソフトテニス部、サッカー部でした。

女子バスケ部は、本校を会場として行われました。
神明中、城山中そして磐田第一中と対戦しました。
残念ながら勝利することはできませんでしたが、随所に好プレーも見られ、これまでの練習の成果を発揮した場面もたくさんありました。監督の話を笑顔で聞いて、精一杯プレイする姿が印象的でした。

【笑顔で話を聞く女子バスケ部】

【素早くボールを運ぶPG】

【リバウンドからシュートをねらいます】

【美しいフォームでシュートを決めました】

【確率よくシュートを決めます】

【積極的に1対1にチャレンジしました】

陸上競技は、磐田市陸上競技場で実施されました。1500m走では見事に2位入賞を果たしました。最後の、豊田南中の選手とのトップ争いは見応えがある好レースでした。

【先頭グループをリードします】

【最終コーナーでのデッドヒート!】

【惜しくも2位でしたが、立派な成績です】


ソフトテニス部の試合は、豊岡中学校で行われました。
試合のスケジュールが予定よりも早めに進行したことから、残念ながら試合の観戦はできませんでしたが、さわやかな笑顔で記念撮影に応じてくれました。

【笑顔が素晴らしいソフトテニス部】



男子バスケ部の試合は、城山中で行われました。磐田一中と城山中と対戦しました。磐田一中との試合は惜敗しましたが、最後までどちらが勝利するかわからない熱戦が繰り広げられました。これまでの練習の成果が発揮されました。力強いリバウンドやチームディフェンスが見られました。

【最終ゲームの始まりです】

【大型PGがボールを運びます】

【コーチたちの声に耳を傾ける選手たち】

【積極的にゴールに向かいます】

【力強くバスケットカウントをねらいます】


サッカー部は、神明中を会場として行われました。
磐田一中との最終ゲームは、白熱した試合になりました。

【磐田一中との最終戦です】

前半は押し込まれる苦しい場面が続きましたが、相手キーパーの頭上を越えるシュートで見事に先制点を奪いました。

【苦しい時間帯でも積極的にシュート】

【あぶなげない守備を見せたGK】


そのまま、すぐに追加点を奪いましたが、磐田一中に粘り強く1点を返され、試合は最後まで分からない白熱の試合となりました。

【「お前たちなら絶対走れるから」】

【最後まで走りぬいた向陽中イレブン】


これまでの苦しい練習の成果が出て、体力的に最後まで走り切ることができたのは立派でした。
最終的に2対1で見事に勝利しました。

【勝利を喜ぶ選手たち】

応援に来ていた保護者の皆様も一緒に喜ぶ姿が見られました。

【笑顔で記念撮影するサッカー部】


「流した汗はうそをつかない」といいますが各部の3年生が、これまでの練習の成果を最後に発揮した姿が見られたことは、きっと後輩たちにも何かを残したことだと思います。

1・2年生には、先輩たちが残してくれた誠実に努力する姿勢を、新チームになってもしっかり引き継いでいってくれることを期待しています。

3年生の皆さん、お疲れ様でした。これまでの努力と、向陽中らしい温かく、さわやかな戦いに拍手を送ります。

また、各校の校長先生を始めとして、多くの先生方や養護教諭の先生、外部指導者や審判員の方、そして保護者の方が、どの会場でも感染防止のための検温などの様々な準備から、会場の細かな消毒や片付けまで協力していただきました。

今年は、全ての大会が中止になってしまうことが予想されましたが、最後にこのような形で実施していただき、3年生にとっては、思い出に残ったことだと思います。メモリアルマッチの成功に努力していただいた全ての関係者の皆様に感謝します。

本当にありがとうございました。
 

Take Me Out to the Ball Game.

2020年7月20日 01時06分

まずは目の前のボールだけ集中する。
一瞬一瞬、自分にやれることをやろうと考えて。

錦織 圭
(プロテニス選手)

昨日はメモリアルマッチⅠが行われました。
週末に行われたのは、野球とバレーボールです。

野球は、豊田野球場で行われました。
試合は、メモリアルマッチ感染症対策ガイドラインを順守して、7イニングに短縮して実施されました。
試合前後の挨拶も、監督と主将のみで行います。応援も、観客席が密にならないよう、配慮されていました。

【野球場での野球は雰囲気がいいです】


【一球入魂!】

天候が大変心配されていたのですが、気温も湿度も大変高く、感染症以上に熱中症が心配される暑さとなりました。そのため、給水タイムも設けられていました。

【ベンチ前で監督の話を聞く選手たち】

そんな中で、選手や運営された先生方、審判や保護者が一体となって、野球を楽しんでいる様子が印象的でした。

【ファーストをきっちり守りました!】

特に、野球では、保護者の方が、塁審やスコアボードの記入、表示など、様々な役割で運営に関わっていることに、驚きました。
このように、競技によって、保護者の方の、参加の仕方も全く違うことを初めて知りました。本当にありがたいことだと思いました。

【マウンドに集まる選手たち】

本校の野球部は人数が4人だけなので、豊田中学校と合同チームでの出場となりました。豊田中の選手たちともチームワークよく、それぞれ自分の役割に全力で取り組みました。
残念ながら、惜しくも勝利することはできませんでしたが、豊田南中や豊岡中と熱戦を繰り広げました。

大柳豆先生には、熱中症対策としての氷やクーラーボックスの準備から、試合のサポートや様々な片付けまで丁寧に対応していただきました。ありがとうございました。

【笑顔がさわやかな野球部の選手たち】


一方、バレーボールは、本校を会場として行われました。
試合会場として、松浦先生やバレーボール部を中心に前日までに様々な会場準備をしてきましたが、当日も寺田校長先生をはじめとして、養護教諭の鎌倉先生、仁之先生、岡部先生には、会場確認や検温、駐車場や消毒作業など、早朝から昼過ぎまで、様々な運営をサポートしていただき、実施することができました。
各学校の先生方や保護者の皆様にも御協力いただき、本当にありがとうございました。

【寺田校長からの応援や講評がありました】


会場の中に入れる保護者は、密を避けるため緊急連絡員として、2名まで入場可となっていました。
また、給水のためのタイムアウトも設定するなど、感染症対策だけでなく熱中症への様々な対策も実施されていました。

【やる気あふれるバレー部の選手たち】


試合は、豊田南中、豊田中、豊岡中の3チームと対戦しました。感染症対策として、1セットマッチでしたので、どのチームにとっても、流れをつかむことがなかなか難しい試合となったのではないでしょうか。

【高い打点のスパイク】


【レシーブでも活躍しました】

試合結果としては、豊田南中、豊田中に2勝しましたが、惜しくも最後の豊岡中に惜敗しました。

【コーチの話を聞く選手たち】


【ライトからのアタック!】

しかし、随所に好プレーが見られ、試合後も締めくくりとしてのミーティングや記念撮影も行っていました。

【今日も大変明るい、笑顔のバレー部】

磐周大会は中止となりましたが、メモリアルマッチという機会を与えていただいたことに対して、感謝の気持ちです。

【夏空が広がっていました】

この後も、まだまだ各競技でメモリアルマッチが続きます。

吹け!向陽旋風!
頑張れ!向陽中学校!

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