News&Culture ~向陽文化~

臨時休業期間じゃなくても読みたいおすすめ本①

2020年4月17日 14時18分
「速さだけでは、長い距離を戦いぬくことはできない。天候、コース、レース展開、体調、自分の精神状態。そういういろんな要素を、冷静に分析し、苦しい局面でも粘って体をまえに運びつづける。長距離選手に必要なのは、本当の意味での強さだ。俺たちは、『強い』と称されることを誉れにして、毎日走るんだ」
三浦しをん
(作家 /『風が強く吹いている』から引用)

 向陽中の生徒の皆さんに臨時休業期間じゃなくてもぜひ読んでほしいおすすめの本を、先生たちに紹介してもらいました。
 最近は、本屋だけでなく、ネットでの購入もできますので、この機会にこんな本を読んでみてはどうでしょうか。
 ちなみに、「強さ」「やさしさ」「こころざし」を意識したセレクションになっていると後で気が付きました。さすが校長先生です。奥が深いですね。

 

【校長先生がおすすめする本】

①『風が強く吹いている』

・作者:三浦しをん

・出版社:新潮社

https://www.shinchosha.co.jp/book/454104/

②『アザラシの赤ちゃん』

・作者:小原玲

・出版社:文藝春秋

https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167801427

③『夢をかなえるゾウ』

・作者:水野敬也

・出版社:ミズノオフィス

http://www.mizunokeiya.com/works/yum.html

④校長先生からのメッセージ

「風が強く吹いている」は、箱根駅伝を走りたい青年が、人との出会いから「速く」から「強く」を目指す話です。「アザラシの赤ちゃん」は、癒されます。「夢をかなえるゾウ」は、12が出ています。ガネーシャのセリフが興味深いところです。