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自分を信じて精進を重ねる
2020年7月16日 22時55分「今日いい稽古をしたからって、明日強くなるわけじゃない。でもその稽古は2年先、3年先に必ず報われる。自分を信じてやるしかない。大切なのは信念だよ。」
テストに向けて取り組んだ家庭学習の成果を、各教科で確認しています。私が担当しているのは1年生の国語なのですが、素晴らしい取組がたくさんあったので、その一部を紹介します。
この生徒は、①まず自分の力で解答する。②次に解答例を確認しながら、丸付けをする。③間違えた問題や分からなかった問題を青ペンで訂正する。といった方法で学習しています。1年生で、このような取組をしている生徒が、他にもたくさんいました。丁寧な取組に好感が持てます。今回のテストで、訂正されていた問題が出題されていた人がいました。
この生徒は、漢字の問題を1回目は直接記入し、付箋を貼って、そこに2回目、3回目と繰り返し記入していました。この写真はそれが分かるように、わざとずらして写真を撮影してありますが、実際にはきれいに重ねてありました。もちろん、間違えた問題は訂正されていました。漢字ノートには、間違えた問題だけを繰り返し練習している人もいました。誠実な取組に拍手を送りたいです。
この生徒は、教材を一度コピーして、まずコピーを自分で解答し、丸付け訂正をしています。予習として行っているのでしょう。そして、さらにテスト前に、2回目を問題集に直接記入しています。取り組んだプリントは同じページに貼ってありました。地道な取組が本当に素晴らしいです。このページだけではありません。テスト範囲の全てのページをコピーして、貼ってありました。なかなか誰でもできることではありません。
さて、漢字書き取りの提出ですが、1年生は特に提出の指定をせず、全くの自由提出にしています。
しかし、その分、予習としての取組や復習としての取組、学校の授業の振り返りなどを、自主学習として取り組んでいる生徒が多いです。
この自主的な学習習慣は、もしかしたら臨時休業中の一人学びの成果かもしれません。保護者の方のサポートやアドバイスもおそらくあるのでしょう。これからずっと継続していけば、大きな自信につながるのではないでしょうか。
話は変わりますが、少し前に、大相撲の休場に伴い、過去の番組が放送されていました。その中で現役時代の千代の富士関は、その並外れた努力を支えていたのが、己を信じる心だったと語っていました。
九重親方は力士としては決して大きな身体ではありませんでした。しかし、その稽古量はすさまじく、不屈の闘志でその不利を補い、千代の富士として、昭和の歴史に残る大横綱となりました。
「ウルフ」のあだ名のとおり、肩の脱臼などの大けがをしても、稽古で鍛え上げ、大きな身体の力士に眼光鋭く食らいついていく姿に私は憧れました。
向陽中の生徒の皆さんも、自分を信じて、学習面でも部活動などの他の面でも、主体的な努力を継続していってほしいと願っています。
先生からやることを指示されたから、義務として取り組むのでなく、自分にとって必要な学習を工夫して取り組むことを大切にしてください。
どの教科も、学校の授業だけで全て定着できる人は、そう多くないと思います。自分の時間を使って、少しずつ努力を継続していける人になってほしいものです。
そんな人はまさに風に流されるグライダーではなく、自ら飛ぶことができる飛行機のような人だと思います。
保護者の皆様には、子供たちの努力を見守り、困っているときにはサポートをして、頑張りを認めていくなど、引き続きの応援をお願いいたします。
□千代の富士の稽古(YouTube)
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