~ 向陽文化 ~

俺はガンダムで行く!

2020年7月4日 14時10分

「遊びをせんとや生まれけむ 
 戯れせんとや生まれけん
 遊ぶ子供の声きけば 
 我が身さえこそ動がるれ」
(梁塵秘抄 巻第二 四句神歌 雑)

いよいよ今日から練習試合が解禁となりました。
もちろん、各会場では、健康チェックやアルコール消毒、保護者の入場制限など、様々な配慮が為されていました。

本当に久しぶりの練習試合で、子供たちの表情も、生き生きとしていました。それを見守る保護者の方も一様に、やっと試合ができて本当に良かったという声が聞かれていました。

練習試合で会場を提供していただいた学校では、表示や消毒など、様々な配慮がされていました。お世話になりました。本当にありがとうございました。








サッカー部は、稗原グラウンドで練習試合が予定されていましたが、残念ながら悪天候のため中止となり、学校の体育館で練習をしていました。



 さて、平安時代末期の梁塵秘抄(りょうじんひしょう)の中には、「遊びをせんとや生まれけむ、戯れせんとや生まれけん、遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ」という有名な歌があります。

 この1000年前の流行歌は、「私たちは遊ぶために生まれてきたのだろうか、戯れるために生まれてきたのだろうか、子どもたちの歓声を聞けば、自分もわくわくしてくる」という意味の歌で、「遊びの中にこそ、生きる意味がある」というメッセージがある歌です。

 昨日の金曜ロードショーで「レディ・プレイヤー1」という映画が放送されていました。観た生徒の皆さんもいるのではないかと思います。「俺はガンダムで行く!」のシーンにしびれた人もいたと思います。ハリウッド映画にスターウォーズやバックトゥザフューチャーだけでなく、ガンダムやメカゴジラといったキャラクターが出てくることに、素直に鳥肌が立ちました。
 
ガンダムvsメカゴジラ[レディプレイヤー1]から

 この映画にも、遊ぶことの感動、仮想空間と現実空間のつながりや、人と人とのかかわりや、競い合うことの面白さなど、様々なメッセージがあったと思います。

 部活動に取り組む目的もまた、人によってそれこそ様々だと思います。プロを目指すとか、より高い技術や体力を身に付ける、仲間との友情を深めるといった、様々な目的の中に、「遊びの楽しさ」があるのではないでしょうか。

 遊びの中には、自分の心がわくわくするような瞬間がきっとあります。その感動こそが生きるエネルギーなのではないでしょうか。練習試合やメモリアルマッチでは、そんな「遊びの楽しさ」を味わってほしいと私は思います。

 余談ですが、そろそろプールの準備が整ってきました。いよいよ来週くらいから、スタートになりそうです。水着や帽子、ゴーグルなど、必要な用具の御準備をお願いします。

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